クルマを捨ててこそ地方はよみがえる?!(本の感想など)
↑いやー、PCだと簡単にリンク先が貼れるんですね。今回はiPhoneからではなく、MacBookProから作成しています。
地方(日本)の物流はもちろん自動車(トラック)で支えられている。そして自動車産業はグローバル競争で勝ち残っている巨大産業。莫大な広告費を使って地方では大人1人1台がもはや普通に所持。もちろん私自身も日々の通勤や移動にはクルマは欠かせない。
でも便利すぎるがゆえに実はいろんな問題が起きている。(既存メディアではまあデメリットを表立って言わないよね。)
◎人の活動領域も居住領域も民間投資も「街の中心部」から「郊外」に流れてしまう。
◎地方の衰退と東京一極集中、都市と地方の格差拡大。
◎歩かないことによって肥満や病気のリスクが高くなる。
◎家計負担が重くなる。
◎地元、故郷がだんだん寂れていく。
◎事故で死んだり誰かを殺めてしまうリスク。
この本ではゲリラ的成功例として、富山市の「LRT利用」が取り上げられています。
廃線になるJR富山港線をポートラムに切り替えたり、既存の市電に環状線を組み入れたり、北陸新幹線の開通に合わせてJR富山駅の構内に市電、環状線の駅を新しく作って利用しやすくしました。
参考:ポートラム
ポートラム(富山ライトレール) | 富山市の観光公式サイト 富山市観光協会
セントラム(市内電車環状線) | 富山市の観光公式サイト 富山市観光協会
今すぐクルマを手放すことはまずないけど、今が「クルマに依存しすぎてる」って意識を持って、いつか自分が運転できなくなった時にどうするべきなのか考えておきます。
(自動運転車がそれまでに出来るといいのだけどね)